Svanrさん

Svanrさんは、Nud-Melekの階段の上に立っていた。
Svanrさんは、私が角笛を吹くと、源九郎狐のようにどこからともなく現れて、私に付き添ってくれた。
Nud-MelekからFirst Hallへ、そしてMoriaの出口まで。
Svanrさんはとても足が遅くて、青虫にも追いつけなかった。

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足は遅いけれど、Svanrさんはけっこう強かった。 
Svanrさんは、私をMoriaの出口まで安全に送ってくれて、Moriaを生きて出られなかったドワーフ達のために花を供えてやってくれ、と言った。 

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Svanrさんは、"Ah,I can smell the open sky!" と言った。
Svanrさんは、自分にはまだMoriaでやることがあると言ってMoriaに戻っていった。
Svanrさん。